2011年12月7日水曜日

歳末大加工まつり♪6日目~

ちまちまと
 削り続けて
  幾星霜(三十郎@こころの俳句)

貧弱な剛性に毒づきながら
午前0時近くに加工してるおいらσ( ̄(エ) ̄)

もっとね・・・
負荷の掛からないように加工したいんですけど
今回使ってる材料の厚みが40mmあるんでね・・・

と、言いますのも
エンドミルを使って加工する場合
Z軸方向・・・主軸方向へ加工出来る深さは
基本的に使う刃物の径の3倍ぐらいです。

つまり~
直径10mmのエンドミルなら深さは30mm以内・・・
それより深いと『ロング刃』ってヤツがあるんですがね
それでも4D~5D・・・
直径(DiameterのDね)×4倍とか5倍ですな(5倍っちゃスーパーロング刃だな)

でもその位だと
切削抵抗で刃物が撓るんで加工が難しいんですよね~
それに機械自体の剛性って問題もあるし・・・

だから基本的には3倍以内にしとかないと
加工屋さんに嫌がられます。。。 コリャ~ワイヤーカットダヨ~( `。´) (^▽^;)ア、ヤッパリw

深い掘り込みが無い加工なら・・・
2Dぐらいの『ショート刃』・・・1.5Dとかのスーパーショートとかですな( ̄_ ̄)

そりはなんでか?ちゅーと
刃物の剛性が高いからその分重切削に耐えられる。
ドバッ!っと切り込み入れてガンガン送りを掛けて削る訳です

そーすりゃ~加工に掛かる時間が短くて済む
工数が減ればどんどん仕事がこなせるんで加工屋さんは儲かる♪てな流れw

キレイな仕上げに高精度。重切削に耐える剛性に寿命。
それを両立するのに刃物メーカーはいろんな商品を作り出してるんですな(^-^)
刃物の展示ブースなんかも面白いですよ~←(かなりマニアック)

なんて最新技術にゃ程遠い我が家の家電フライス盤・・・

精度も剛性も無いですから
刃長の長いヤツなんかとても使えません(-_-;)
刃が長いとそれだけ先端の振れも大きくなるからねぇ・・・

ちゅう事で
まぁ直径12mmぐらいの2枚刃ショート位が関の山ってトコっす

なのに・・・
今加工に使ってるのは直径20mmの4枚刃ショート
そりゃ~コラムがユッサユサしてもしょーがねぇべ( ̄д ̄;)

それが判ってても使う理由が~
やっと冒頭の話へ戻ります。

削ってる材料の厚みが40mmあるから。

太いエンドミルじゃなきゃ~
刃が届かないんですよ( ̄▽ ̄;)

・・・ラフィングでも買っちゃおうかなぁ?(´・ω・`)

( ゜∀゜)ヒャーヒャハハハハーッ!    ( ̄、 ̄;)それは“Laugh”

おいらが言ってんのは“Rough”です
側面の刃がギザギザになってるヤツでね
つまり材料に当たる刃長が連続ではなく断続になるんで
その分同じ加工範囲でも刃長が短くなって切削抵抗が少ないんですよ~
こんなヤツたい(・ω・)

径の大きいのを使いたい理由はもうひとつ有って
平面を仕上げたい時に直径が大きい方が1度に加工できる面が広いからね~
小さいヤツで何度もチマチマ削ってても時間掛かるしキタナくなるし~

ホントは平面切削用にフェイスミルが有れば良いんだけどさぁ~
こーゆーショボイ機械だとあんまし径の大きな刃物は危なくて使えないんだよねぇ・・・

1本バイトの“ トンボ ”でも作るか・・・( ̄~ ̄;)←(話がマニアック過ぎませんか?)

・・・( ̄_ ̄;)

・・・

ネタの水増しなんだよぉ~ _| ̄|○ ガックシ・・・

そんなこんなで~ ←(どんなだよ)

とりあえず削り終わったんで~

取付け穴を開けてみたりしる
ステップドリル(段付きドリル)で座ぐり穴開けたぉ☆

六角穴付きボルト(キャップスクリュー)の頭の部分を
沈める2段になった穴を1度で開ける刃物でございます~
コレにキャリパーを固定するボルトを通すのね(^。^)

後はFサスのキャリパーマウントへ取り付ける為の穴(タップ)開けたら~

取りあえず出来たぉ~
どひゃひゃひゃひゃ~(゜∀゜)ぶっさいくでぇ~っ!!

見た目はごっついけど
実際はキャリパーの半分ぐらいしか無い大きさだし
アルミなんで割と軽いんすよね

肝心の・・・使えんのかぁ?ってトコですが
・・・意外に使えたりする( ̄_ ̄;)

ただ・・・やっぱパッドの当たり面が宜しくないのと
予想通り『撓み』が出てるみたいで
フローティングディスクと相まってタッチがグニャっとしますなぁ~

後日実走テストしてみましたが
普通に走る分にゃ~特に問題なさげな気がする・・・

ま、後でちゃんと作り直す予定ですが
“取りあえず”なモノを急いで作ったのには
他に解決しなきゃいけない大きな問題が有ったからです( ̄д ̄;)

まだまだ続くよ~ん


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