2013年9月10日火曜日

あんさー

さて・・・
こすげ。さんは簡単に判っちゃったみたいですが~

正解は・・・

フレームを拡大してみますよ~
 全面に斜めに走ってる縞模様が・・・
この模様は・・・
エンドミル(金属を切削加工する為の刃物)が走った痕です


と、言う訳で~
答えは削り出しで製作されたフレームでございま~す

といっても全部1個のアルミの塊から削り出してる訳じゃ無く
分割したパーツを作って溶接組立されてる様ですが
そんなに細かく分割されている訳では無いですよ。

昨日のこすげ。さんの書き込みの様に
アルミ板をプレスして同様に分割したパーツを作り
溶接組立するってのは
有る程度纏まった数を製作する時の手法でございます。

プレス加工する場合、その為の金型を製作しなきゃいけませんが
その時も大きな金属のブロックを削り出していますから
量産を行わない一品物の加工なら
金型を削る手間でそのままフレームを削っちゃえ!って事ですね。

しかし・・・言うのは簡単。
例えばビモータのTESI 3Dみたく
アルミのプレートに彫り込む加工なんかだと
生産設備の装置なんかでも似たような部品を使うコトは有ります。
プレート然とした部品でございますな

でもこのフレームは較べようも無い複雑な形状を持ってますから
その高度な加工技術は察するに余りある物と言えるでしょう

・・・で、
その高度な加工を行ったトコロはと言うと~
しっかりフレームにロゴが彫り込まれております(^_^)


こちらは福島県の会社でございまして…
福島と言えば昔おいらが住んで居たトコで~

今回、知り合いの知り合いの~的な御縁で
ピット内にまで招き入れて頂き
NTS社長の生田目様のお話を聞かせて頂いた次第でありました。

貴重な体験有難うございました。m(_ _)m

3 件のコメント:

  1. ん~、裏側が見てみたい!!

    返信削除
  2. 出遅れました(^_^;)
    ワークスだと、ヘッドやクランクケースなんかも
    みんな削りだしだったりしますよね。

    綺麗なカッターマークに萌えます。
    オイラも加工機欲しい(笑)



    返信削除
  3. 裏側は~
    しこたま彫り込んであるんでしょうね

    加工の時の素材の固定方法が気になります
    当然専用の治具に固定するんでしょうけど…

    有る程度加工をして、治具にセットしてと
    複数の工程を経てるんでしょうね

    ちなみにシートはカウルとシートレール一体の
    ドライカーボン製なんだけど
    余りに軽くなりすぎて車体バランスが宜しく無いんで
    中にウエイト仕込んでるって言ってました(^_^;)

    返信削除