2011年10月20日木曜日

R442・・・辺り9

もはや橋からも逸脱してますな( ̄ー ̄;)ニガワラヒ

てな訳で・・・
県道から国道442号へ戻りま~す
県道上です

何やら妙な感じでしょう?
ココは日向神ダムの堤体の上です

背後の岩山をくり貫いたトンネルを抜けるとダムの上へ出て・・・


再び岩山をくり貫いたトンネルを抜けると国道442号へ合流します

つまり巨大な岩山に挟まれた所にダムが建設されてる訳ですね
ちゅうことで
ちょっくらダムを下から見てみましょう(^-^)


どよ~ん

え~・・・
堤体の高さ79.5m
都道府県営のダムとしては最大といわれるダムです。
ダムの幅は146mなので
高さの割りに幅の狭い感じがしますねぇ・・・

写真ではあまり判らないと思いますが
なんか・・・妙な威圧感の有るヤツです( ̄д ̄||)

原因は多分・・・
両岸に聳えるダムより遥かに高い大岩壁・・・

三方を囲まれてもう日が陰っちゃってます(-_-;)
まぁダムを作るにはこの上なく好都合な場所だったんでしょうな

でもね・・・
おいらが居るこの場所
ダムが完成する前の県道敷なんだそうですよ

ちゅうことは
幅150m足らずで両側に切り立った大岩壁が聳えるところを
道路が通ってたんですなぁ~( ̄_ ̄;)

当然交通の難所だったでしょうし
大雨が降って増水すれば・・・
こんな狭ばったトコはすぐに水かさが増し激流になってたんじゃないかなぁ?

ちょっち脱線しますが←(すでに大脱線中だろ?)
江戸時代
この川が国境になってたらしいです

川の向こうは久留米藩、こっち側は立花藩の領地。
ですから道も『久留米道』と『柳川(立花藩)道』に分かれていたそうです。

今で言うと
国道442側が柳川道
県道115側が久留米道になるのかな?

もっともどちらの道も・・・
この難所を迂回していたようですから難所っぷりMAXですなぁ~


さて・・・このダムの直下にもこんな橋が架かってます

コンクリート製の桁橋・・・
けっこう広い幅ですね~

しかしこの橋は旧県道とは無関係みたいです
たぶんダム直下の水力発電所施設用の橋だと思われ・・・


こんな橋です~

てな訳で
そろそろ国道に戻りましょかねぇ~===(;^_^)


2 件のコメント:

  1. 色々言われているダムですが。。。嫌いじゃなかったり(^^;
    釣りをする人の多くは「ダムは要らない」って言うし、自分もこれからの新しいダムはいらんな〜と思います。
    今後の治水対策ならダムじゃなくても選択肢あるし。
    昭和なダムって必要に迫られて造ってるから本気度高いじゃないですか(゚o゜)\バキ
    高度成長期に入ってお山のバランスが崩れ始めてからいろんな問題が起こり始めましたけど、それまではヒトと自然って上手くやってきた気がします。
    自分達が手に入れたモノは「何か」とひき換えだっていう当たり前なコトに気がつかない馬鹿が多すぎる(~_~;)

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  2. このダムは・・・
    大水害の直後の建設で
    地元でも止む無しの声が大きかったようですが…
    結果的に過疎に拍車をかける事となったそうです。

    環境問題という旗を振りかざして
    ヒステリックに反対を唱える人が増えてますが
    数百年、千年周期の大災害に備える必要もある事が
    先の大震災で判った事ですし…
    難しいトコですねぇ

    おいらの身近なトコでは「諫早干拓の開門調査」が
    ガタガタ揉めてますが…

    正直なところ
    近年まで有明海を大規模に干拓してきた佐賀県が
    長崎の諫早干拓に文句を言える筋は無いだろ?って
    思いますね~

    有明海の自然を守れ!なんて身勝手な事言ってますよ…

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