2012年12月15日土曜日

わかりづら?

え~っと
ピストンに穴っちゅーと・・・

ピストン溶けて穴開いたの?って誤解があったんで~

こゆことですq( ̄(エ) ̄)
並べてみますた

穴の無い社外品と、穴の有る純正・・・

この写真
ピストンピンで串刺しにして並べてますから~
ピン穴からの各寸法が比較できます

どーやら穴の有無以外は
ヘッドまでもスカートまでもリングミゾも同一寸法のようですねぇ

で・・・
この穴が有るのと無いのとではどー違うのか?

穴有り
下死点位置で吸気ポート開口中~


穴無し
下死点位置では吸気ポート閉塞中・・・


但し、昨日書いた通り
下死点へ移動中のピストンは~【掃気工程中】ですから
1次圧縮→掃気ポートから混合気を押し出してる最中
その後半で吸気ポートが開いてしまう事になりますよねぇ・・・
リードバルブによって吹き返す事は無いとはいえ
ちょっと解せない(-_-;)

で、考えたのが
高速域で吸気慣性によってケース内へ混合気が流入し
掃気を加勢すると共に充填効果を発生させるのでは?!
・・・という
如何にも素人が思い付きそうなコトなんですけどねぇ・・・

実際このタイミングだと
外気→キャブレター→吸気ポート→クランクケース→掃気ポート→
シリンダー内→排気ポート→チャンバー→外気・・・って
スッコーン!!と全部貫通してる状態になるんじゃないですかぁ~?

コレで
ガキの頃から盲目的に信じてる
『エクスパンジョンチャンバーによる充填効果がっ!』ヾ( ̄◇ ̄)ノ"
てな考えと短絡的に結びついちゃうんでございます。

・・・でもね
もしそうだとすると~
装着するチャンバーの寸法・形状やサイレンサーによる排気抵抗で
出力特性が激変しませんか?(-ω-;)???

いや、チャンバーで違いが出るのは確かにそーでしょうけど
そんな程度じゃ無くて~
全く走らなくなったり
極端に狭いパワーバンドになったり

・・・でも排気デバイス無しのNチビだけど
そんなに極端なエンジン特性は持ってないよなぁ?

だって~
例えばCRMのエンジンをNちびのに換装とかしちゃったら
どーなのよ?割とフツーに走るみたいだぉ~

だいいち
こんな穴無しの社外品ピストンなんか付けたら
全く走らなくなるんじゃね?

・・・(-ω-;)????


・・・


・・・


・・・で、
ふと思いついたコト。

ひょっとしてこのピストンの穴って
掃気補助の目的も有るけど
コンロッド小端部の潤滑と冷却の為なんじゃないのかぁ?

どーでしょう?(・_・)??

4 件のコメント:

  1. ピストンリード時代のエンジンと共用部品だって事はないですかね???

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  2. これがクランクケースリードバルブ形式のエンジンだとハナからケース内と吸気通路はつながりっぱなしですよね。
    これって、たとえピストンがどの位置に在ろうとケース内に僅かでも負圧が生じたならばそこでは吸気しておきたい、って事じゃないでしょうか?
    もしくはピストン裏に留まっている混合気を掃気の流れに乗せたいとか???

    三十朗さんと同じく4stばかり弄って来た人間にとっては、2stって穴だらけで不思議〜。。。

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  3. あら勘違い、ハナからピストンリードなんですね(^-^;

    カエゥの推測ですけど、吸入方式の変化は
    ピストンリード初期はリードバルブ精度・耐久性が悪かったのでピストンバルブ方式寄りな物理的遮断のある造りだった。
    で、コンポジット素材のリードバルブが出てきてピストンバルブ的動作が不要になりケースリードに変化した。
    と思ってました。

    なので、FRPとかのリードバルブを採用するならピストンリード方式の【ピストン分のバルブ動作は不要】かと。
    壊れない限界まで穴広げちゃっても良いのかも~

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  4. >こすげ。さん
    吸気ポートの開口面積を可能な限り広げたい
    …ってコトなんでしょうかねぇ?

    でも負圧が高まって無い状態でいくら開口させてても
    効率高まりゃしない気がします…
    それより吸入抵抗を減らしてエンジンのレスポンス向上を
    目論んでるとか???

    その割にはリードバルブのハウジング部分って
    無駄に空間があるんですよね~
    その容積分1次圧縮下がっちゃうんじゃないの~?とか
    思っちゃったりします(^_^;)

    >かえぅさん
    壊れない限界が判らないから壊しながら調べなきゃいけない訳で…
    随分お高い授業料となりそうですわ~ん

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