2013年8月1日木曜日

てつ

おいら鉄ヲタでは無いんですが~

鉄道は嫌いじゃないです
てゆーか、乗り物全般に好きなんですけどねw

んでもって・・・
コレまた飛行機の好みと一緒で~
洗練された完成度の高い機体より

黎明期とか過渡期とか
なんか色々悩んだんだろな~って感じの好きだったりして

こんな恐竜みたいなヤツとかもね
ユニオンパシフィック鉄道のビッグボーイ

で、
そんなおいらの『大好物』な機関車を見つけました。

暫く前に
道端に展示してある小さな蒸気機関車を見つけまして~
ソレを調べてる内に・・・おいら地方には
戦前まではけっこー鉄道網が充実してたみたいって事が判りました
その殆どが小さな軽便鉄道みたいなモノみたいですけど。

その中の『筑後軌道』って事業者が使用していた機関車が~

コレq(´ー`)
ぶさいくw

どーです?これ!
イイ味出してるでしょ~♪

この機関車は通称『駒吉機関車』と呼ばれる
実は世界的に見ても極めて稀少な存在なんだそうで・・・

実はコレ、蒸気機関車ではなく立派な内燃機関を動力とした機関車なんです。

搭載しているのは『焼玉エンジン』
明治の末に大阪の「福岡鉄工所」という会社が独自に開発した
世界の鉄道の歴史にも記録されるべきと言われる内燃機関車なんだそうで・・・


焼玉エンジンって何だ?って話なんですけど

簡単に言うと~
シリンダーヘッド(燃焼室)を外部からの熱(バーナー等)で十分に予熱し
その状態でクランキングを行い燃料を噴射する。
んで加熱された燃焼室内壁に燃料が触れると発火
その燃焼ガスの膨張でピストンを押し下げる内燃機関・・・みたいな。

ディーゼルと違うのはディーゼルは吸気を高圧に圧縮し
燃焼室で高温になったトコへ燃料を噴射して燃焼させるのに対し
焼玉は吸気にピュッと燃料混ぜて(キャブレターは無い)
シリンダー内で気化しながら燃焼室に送り込まれたら発火・・・
かなり低い圧縮比でございます。

そんな感じなんで~
あんまし燃えやすいガソリンとかは使えず
その代わり軽油(灯油)や重油等、割と幅広い物が燃料に出来る
かなり効率は低いんですけど
構造は極めて簡素で高い工作精度は要求されず
つまりは作り易く壊れにくいエンジンだったんですね。

明治の末期といえば
漸く日本に自動車とかが輸入され始めた時代。

その頃に福岡鉄工所の福岡駒吉氏が独自の設計で作り上げたという
内燃機関搭載の機関車なんだそうで。

まぁその性能は
出力5馬力程度で客車1両を牽引して12km/h・・・というモノだったそうですが
馬や人力で客車を動かしていた時代に登場した
国産初の機関車で御座います(^。^)


0 件のコメント:

コメントを投稿