2011年1月26日水曜日

廃道…

え~…
随分前からHPの方へUPしようとして放置してるネタなんですけどね

酷道385号線
現在佐賀県道路公社によって有料の『東脊振トンネル』が完成して
旧道化した区間の内、坂本峠から佐賀福岡県境(峠が県境では無い)の
改良されて2車線化されていた部分に
改良前の路面(旧旧道)が残ってるのを見つけたんですよね
現在の路面の一段下に平場とガードレールが見えます。

大雨による路肩崩壊の復旧工事をやってて
片側1車線交互通行になってたんで、工事用信号で停まり
何気に路肩の下覗いたら…あれ?ガードレールが見える(・。・)旧旧道遺構だぁ~

今まで気にして無かったんですが…一旦見つけてしまうと気になって…
峠まで行ったり戻ったりウロウロウロウロ…( ̄∀ ̄=== ̄∀ ̄)
ま、早い話が…突入出来るトコが無いか探してたんですがねwwww

改良工事は結構大掛かりだったようで
旧旧道敷を大きくオープンカットしたりしてあってバイクで投入は困難でした
…まぁ徒歩でなら辿れると思いますが…
おいら 『山行がのヨッキさん』 じゃねぇから
バイクでぶ~んって行けないトコには入りませんよ~σ( ̄、 ̄)

まぁ可能性があるトコは…
現在ダム工事によって封鎖されてしまってる旧道から旧旧道への分岐を
強行突破し旧道によって分断されてる地点までは進入できるんじゃないかと…
しかしそれもダム湛水が始まるまでの間でしょう
水位が上がれば車両でアプローチ出来る部分が水没すると思いますから。


山肌に残る旧旧道を対岸から・・・

さておいらが時々うろついてる
この酷道385号坂本峠周辺ですが…
随分前に旧blogの方で記事にした記憶がありますが妙にちぐはぐしてます。
坂本峠のすぐ東に県道136号七曲峠が有るのですが

坂本峠の佐賀側が極狭未改良1車線で福岡側(福岡県では無い)は
今回の記事の通り改良を受け2車線化してるのに対し
七曲峠は佐賀側が2~1.5車線で改良を受けた様子なのに
峠を越えた福岡側は酷道を上回る極悪険道で現在通行不能状態…
国道385号坂本峠の前身は筑前街道で昔は重要なルートだったそうですが
険しい地形が災いしモータリゼーションに対応できず廃れたらしい…
一方佐賀県道136号七曲峠は麓にある綾部神社へのアクセス道として
福岡側からの参拝者で賑わい峠に茶屋まであったそうです

ひょっとして佐賀側は県道136号を、福岡側は国道385号を使い
峠を結ぶ稜線に道路を作る予定だったのかも??って気がします
そうじゃないとこの辺りの道路状況はちょっと理解に苦しむトコが多いっす

実際七曲峠直前から分岐して坂本峠へ連絡している舗装林道が有り
有料トンネルが完成するまでは国道の極狭区間を嫌う車両が利用して
結構交通量が多かったです(林道の方がマシな国道ってwww)
ちなみに林道と名前が付いてますが管理は町で町道になってます。

それから坂本峠の方ですが…
旧筑前街道を踏襲する国道ルートと別に
谷を巻いて峠へ至る舗装林道が存在します。これも町道で
聞いた話によると…以前はやはり国道のう回路として
使用していた人が多かったとの事…
道は同じ様に狭いですが
谷を巻いている分勾配がなだらかなんですよね~

その2本の林道ですが…
詳しい事は判りませんがかなり昔から存在してるようです
法面に石垣が有ったり道端に古いお墓?道祖神?が有ったり…
ただの林道とかシケた町道じゃ無さげな気がする…
それにアチコチの道路が寸断された豪雨の時も
意外とダメージが少なく堅牢なんすよね~
新しい林道なんでボロボロに崩れてるのに…

そこで疑問…
なんでこの町道を拡幅利用とかせずに
極狭鬼勾配の筑前街道ルートを国道指定して使ってたのか?

山を貫くトンネルと谷を沈めるダムによって…
謎々なまま、だんだん忘れ去られていくんでしょうけどね( ̄_ ̄)

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