2013年11月13日水曜日

まだ風邪・・・

う~ん・・・う~ん(×_×||)

インフルエンザではないけど(熱は37℃ぐらい)
悪寒と咳と喉の痛み・・・そして妙にだるいっす

・・・でね

モニターって軍艦がありましてぇ~

元々はアメリカの南北戦争中に作られた鋼鉄装甲を持つ軍艦でして
この船以前の軍艦は木造船が主流だったので画期的な船です。

んで、この船が変わってましてね
平べったい箱みたいな船体に大型の砲塔を乗っけた構造で
その船体は殆ど海面下に有るという・・・半潜水艦ですな

水面に出てるのは上部甲板の一部と砲塔だけって感じ。
なんでそうしたかというと~
水面下に有る部分には敵の弾が当たり難いじゃろう・・・と。

そんなけったいな船ですが結構な活躍を見せコリャ~使えると思ったんでしょう
その後同様の船が各国で作られますが
船の種類として『モニター』って名前が使われるようになったとさ。

イタリア海軍モニター艦 ファー・デ・ブルーノ
沈みかけの戦艦じゃないのよ~

最初の『モニター』は水上艦同士の砲撃戦の為に作られたんですが
半分水の中って作りなモンで速度も出なきゃ~動きも鈍い。要するに向いて無かったのね

その為後から作られたヤツ(モニター艦)は海や川を利用して大型の大砲を接近させて
敵陣をどっか~ん!と砲撃する(艦砲射撃)のが目的でした

そりゃ~陸上だとデッカイ大砲を移動させるの大変ですから

こげなこつとか~
60cm自走砲カール


こげんかごとになるとよ
80cm列車砲グスタフ

そら~お船に乗っけてドンブラコ~って方が移動は楽ですな

ところが
元々半分沈んだような船体ってのは
敵の弾が当たり難いという防御の為だったんだけど
それは相手が直接照準で水平射撃とかしてくる場合でありまして・・・

相手が上向けて撃って放物線の弾道で攻撃してくると役に立たない
弾が上から降ってくるんだから防ぎ様が無いです。

それに時代が進むと航空機が発達して
空からポトポト爆弾落としてくるわ
大口径の機関砲とかでぶっぱなしてくるわ
危ないったらありゃしない。

おまけに・・・
甲板が元々水面ギリギリのトコに有る様な作りだから
海が荒れて波が高いとすぐ浸水して沈んじゃう。
実際最初の船『モニター』は
他の船に曳航されてた(単独だと鈍いから引っ張ってもらってた)途中に
高波くらって沈没してしまいました。

んで、みんな気付いた
コレ使えないんじゃね?・・・と。

そんで第二次大戦が始まる頃にはドコも使わなくなってたみたいなんですが~

唯一、何がそんなに気に入ってたのか
使わないどころか、新しく作っちゃってみたりしたモノ好きな国が有ります…

その名は大英帝国
ロードクライヴ級モニター艦ジェネラルウルフ
45.7cm単装砲付きだぉ~!

でも最大速力6.5ノット…時速12kmでノロノロ移動してりゃ~
飛行機から見れば良い射撃の的ですな

はぁ・・・風邪が治らないと
ネタがこんなんばっかになるよ(=_=;)

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