2013年4月26日金曜日

産業いさん~

今日行ったとある会社の工場内に・・・
こんな加工機械がありましたよ~っ!(゜д゜;)

こここ・・・コレはぁ~っ?!

ボール盤です。直立ボール盤なんですけどぉ~
駆動方式に注目!!

剥き出しの大きな平ベルト駆動!

コレはですねぇ~

現代の工作機械ってのは
その機械それぞれに主軸を駆動するモーターが搭載されて居るんですが~

昔の機械はモーターを搭載してないんです( ̄_ ̄)
・・・で、
どーやって主軸を回していたかと言うと~

工場の建屋に動力源が設けられていて
大体その建屋の壁際や天井近くに長大なプロペラシャフトが通ってまして~
そのシャフトにプーリーを付けて各工作機械に平ベルトで動力を伝達するって
感じだったらしいです。

だから昔の大きな工場では
アチコチでシャフトやベルトがブンブン回ってた訳で~

今でも工場作業の安全教育とかで
作業着の袖やら帽子やら髪が長いのは束ねて仕舞っとけとか
言われるのは
そんな工場内環境の名残も残ってたりするんですよね

いや、マジで危険だったと思いますよ~
今ならマシニングセンターがズラっと並んでる加工工場でも
作業服羽織ってるだけとかロン毛にしてるヤツが働いてたりしますが
所狭しと駆動系がブン回ってるトコロなら
服でも髪でも、ちょっと触れたら巻き込まれる危険性MAXだったでしょうし
巻き込まれてからってソコだけすぐ停めるって出来なかっただろうしねぇ

戦時中なんかは多くの女性がそんな工場で働いてたんですからね
長い髪なんか危なくてしょーがなかったでしょう。



・・・で、このボール盤
その頃の時代の生き残りだと思います。

今は本体の横にモーターが置いてあって
そこから動力を伝えるようにしてありましたが
それ以外は昔のまま。

いったい何年前の機械なんだろう?
まだ現役で使われてるなんてすごいですね~(^。^)♪

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