2015年3月11日水曜日

黙祷

4年かぁ…

TVとかは
どのチャンネルも被災地の今は…って番組。

追悼の気持ちや被災地への想いというのは
…当事者じゃないんで判るつもりで本当は何も判って無いんだろう
だから思ってしまう事なのかも知れないけど
最近違和感を感じてしまうんですよね。

TV番組の司会者やゲストが
被災地へ私達が出来る事、支援を…とか言ってるけど
何時、ひょっとすると今この瞬間にも
自分達が被災するかも知れないって思いは有るだろうか?

何か…自分達は安全な所・・・に対する“被災地”という言い方をしてる様に
感じてしまうのは自分がへそ曲りなせいか?

数日前見てた番組でゲストが
「公共事業だの何だのより復興が優先でしょ!」なんて言ってたけど
申し訳無いが自分は耐震補強や津波対策の遅れてる沿岸部の事業を
急いだ方が良いと思ってます。
理由は簡単、大震災は近い将来必ず発生する。
首都圏直下も恐ろしいが
南海・東南海・東海の地震が同時発生すれば
東日本大震災を上回る被害を出す『西日本大震災』となるだろうし
その可能性はかなり高いと言われてる(南海トラフ震源地震は30年以内に70%)

以前、紀伊半島から四国太平洋岸、九州東岸をツーリングしたけど
その時見た風景は防潮堤を備えた三陸沿岸に較べると津波に対して脆弱に見える
強固な防潮堤に守られていてもあの惨状なのだから
復興が大事なのは勿論だけど同じ位防災も大事だと思うんだよね。

でも間に合わないかもしれない。起きるのは今日かも知れない
人的被害を最小限に食い止める為は個人が自分の身を守る術を考えないと…
そう考えた時「被災地の為に私達が~」って言う前に
まず次は自分の番かも?って思ってるのか否かは重要じゃないかなぁ?
復興で大変な思いしてる人達に「助けて!」って泣きつく様な事にならん為にも。

実際、つい最近は徳島南部、去年は伊予灘、一昨年は淡路島付近と
四国周辺で震度5以上の地震が起きてるが
東日本大震災の前も同じ様に周辺で震度5以上の地震が次々に起きてた筈。
それに最近は阿蘇・霧島・桜島の活動も活発なんだよね(汗)

南海トラフ…そろそろなんじゃないかと思ってます。

そんなコト考えながら今日は黙祷致しました。


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