ポップギャル続きです(^_^)
・・・どーも“ポップギャル”という名称が
こっ恥ずかしいんですが~w
だからと言って
MS50という型式名で呼ぶのもなんか似合わないような・・・
いつもの如くネタの水増しなんですが
日本国内では一昨日にウダウダ書き連ねてるように
パッとしない不人気車で終わったバイクなんですけどね
実は輸出もされていた?ようで
MS50という形式名で検索すると
海外のオーナーズクラブ(!)なんかがヒットしたりします
そこで気になるのが・・・
年式・・・1987とか1989とか書いてある写真があったりしますが・・・
それが間違いではないとすると
1982年の登場から5~7年は製造されてたって事??
パーツ情報のサイトには1985~1987モデルみたいな
書き方してあったんで後期型とか存在してたりする???
日本で販売されたポップギャルは・・・
MS50K(ヤマハ型式コード17K)
MS50E(ヤマハ型式コード17J)うちに来たコがコレ。セル付きです(^-^)
そして
MS50ES(ヤマハ型式コード20R)
一昨日書いた「・・・男性を意識したモデル」云々ってヤツです
ポップギャルスペシャル・・・
黒いボディーカラーにメッキ部品(プラスチックだけどw)茶色のシート
ポップギャルは・・・うちに来た車体の赤を見ても判る通り
『赤』といっても実際はオレンジに近い・・・朱色ですねぇ
しかも蛍光色チックな当時流行った『ヴィヴィット』な色調ってヤツ。
あと存在したのは同じ様に鮮やかな黄色
それから深い青色・・・ですがコレもトーンの高い青だった気がします。
化粧品とのタイアップって事もあり
色に関してはかなり気合が入ってたんでしょうね~
ところが同じバイクでありながら17J/Kってモデルコードから
20Rというコードに変わったタイプは
ポップギャルの商品企画を無かった事にでもしたかったのでしょうか?
なんとも言い難い・・・野暮ったいてゆかセンス無いってゆか
およそヤマハらしくないイメージを纏ってます。
なんか不自然なんですよね(-_-;)
モデル名に「スペシャル」と付いてるんで・・・
当時YAMAHAの車種には通常の外装と仕様違いの
『SP(スペシャル)』というモデルが存在していて
特に後期の黒を基調に金色の装飾パーツをちりばめた
『ミッドナイトスペシャル』ってーのが大人気でした
仏壇みてぇぢゃね?( ゜д゜)y-~~ (-_-;)言ってはならん事っす!
まぁその辺がピアノとか楽器を作ってる会社のDNAなのか
シックでセンス良く作れるメーカーなんですけどね
・・・ところがポップギャルスペシャルに関しては
なんか・・・品が無い感じでYAMAHAらしさが無い。
さてどうしたことか?(-_-;)
実は・・・
同じ頃(1982)HONDAに『ランナウェイ』というモデルが登場してます
コチラは“ソフトバイク”の先駆け
『ロードパル』シリーズからの発展モデルだったけな??
ロードパルは・・・悪く言えば「オバチャン原付」の始祖w
ホントに原動機付き自転車!って感じの
イトトンボみたいな軽量な車体に加え
セルモーターを省いて“ゼンマイ”を使った始動装置を持つという
HONDAらしい奇抜な発想を搭載したバイクだったと記憶してます。
CMにソフィアローレンという大女優を起用して
ゼンマイを巻く動作を「ラッタッタ♪」と表現し大ヒット☆
手軽な乗りモノとして女性を中心に広く受け入れられる事に
ところがあまりの手軽さから・・・
自転車そのものみたいに使い方をする“オバチャン”も急増
歩道を走る・逆走する・道路法規を守らない運転が問題になったり
学科試験だけや普通免許でOKという免許制度から
「自転車に乗った事が無い・乗れない」というユーザーさえ居ました(^。^;)
実は・・・ペダルを漕ぐ動作が必要な自転車より
ロードパルみたいなバイクは操縦がやさしいんですよね
自転車の練習も漕がずに下り坂で行う方が非常に早く上達します
2輪車のバランス感覚を身につけるのが先で
それが出来ればペダルを漕ぐ事による揺れやふらつきの修正は
応用動作に過ぎないんです
平坦路を漕いで練習させるのは
スタートの時の漕ぎ始めからスピードに乗るまでの
一番不安定で難しい動作からやらせてるんでハードルが高いんですよ~
そのロードパルの天下も
翌年YAMAHAからスクータータイプの『パッソル』が発売され
CMには八千草薫さんが登場
「足を揃えて乗れるんです」と御淑やかMAXな感じで語ると
一気に人気が高まり・・・パッソルD、パッソーラの投入で立場は逆転
HONDAもロードパルシリーズから打倒パッソルを目指し
『タクト』を送り出しまして
結局以降の原付はスクータータイプが主流となって今に至ってる訳です
この頃は
HY戦争とまで言われたドロ沼の争いが繰り広げられてですねぇ
特に原付市場ではHONDAがロードパル系を使って
えげつない採算度外視の低価格戦略を展開
パルフレイやパルホリデー・パルディンといった派生モデルを生み出し
ハミングとかいうモデルに至っては新車を販売店の店頭価格
¥29800で売ってた記憶があります
下手すりゃ自転車より安い・・・オバチャンもさらに大激増ですわ(^д^;)
まぁここまでいつもの水増し大脱線話ですがねwwww
そのロードパルの系譜の最後の方に登場するのが
大柄な車体とアップライトなポジションの男性向けモデル
つまりポップギャルとは正反対な企画商品の
『ランナウェイ』というモデルです・・・
何故かYAMAHAはポップギャルに
そのランナウェイに似たような外観を持たせた・・・
HONDA ランナウェイ
YAMAHA POPGALスペシャル(20R)
性能的にほぼドッコイな2台
しかし片や
ふんぞり返って乗るポジションを売りにした
男性ユーザーへ向けた商品
もう一方は
女性ユーザーを対象として企画された商品
しかし何れも結果として不人気
共倒れですな( ̄▽ ̄;)
モノとしてはランナウェイが先
1982の登場ですからPOPGALスペシャルより先です
ただコレまでウダウダ書き連ねてる通り
企画にチカラが入ってた分
ポップギャルの方が作りとしてはシッカリしてますなぁ~
ランナウェイはプレス部品を多用したり
簡素化した部分が目立つ作りで安っぽいです。
わざわざそんなランナウェイの真似っこしたのなら
YAMAHAの・・・
いやがらせだよなぁ~w
結局は
互いの企業体力の奪い合い、潰し合いだった
HY戦争の鉄砲玉にされたようなモンだったんですかねぇ?
HY戦争・・・バイク業界の黒歴史・・・暗部
メーカー同士よりも振り回された営業や販売店が悲惨
その辺りの話始めると3日はネタが出来る( ̄ー ̄;)←(コラ)
なんかネガティブな闇の話で終わるのは後味悪いんで~
脱力キャラをばwwww
ポップギャルのライバルっつったら~
コイツを忘れちゃ困りますぜぃっ!!(≧◇≦;)/
すずきのふぁんふぁん
も・・・もはや語るまい(-_-||)
てゆかマイナー過ぎて情報が無いわいっw
たぶん『スージー』ってヤツと同じパワーユニットかと・・・?
だとすれば2馬力少々・・・
スージーには乗ったことあるけど
自転車に抜かれまくった思い出しかないわ~(^□^;)40キロ出たかなぁ?
(ポップギャルは50キロ以上出るよ☆)