昭和魂ここにあり☆みたいな(≧ω≦)=bグッ!
ご名答です
YAMAHA POPGAL 1982でございま~す
ぱっぱっぱパレットキャ~ット♪
今を去る事30年・・・
YAMAHA発動機とカネボウ化粧品のタイアップ企画で
華々しく登場した50cc
カネボウは『レディ80』とかいうシリーズの商品を展開し
CMソングには何と
“東北が生んだ偉大なロックスター
うぃ~ぁぁああ~ハァ~ウンドドック!ででん”←(コンサートMC)
・・・を起用して流れたのがこの曲 『浮気なパレットキャット』
おーとも若っ!wwww
何でも同じ時期に同じ購買層をターゲットにした商品同士って事で
タイアップ企画が生まれたとか何とか・・・
化粧品と同じ購買層ですよ~
その意味する所は・・・
なんとこのポップギャル
“女性用モーターサイクル”という企画商品だったのです
なんかすげぇ勢い任せ臭を感じるのはおいらだけではない筈w
バイクに男用も女用もあんのかぁ?(-_-;)って感じですが
有名なトコでは
スピードメーターの横にフタ付きの小物入れが有って
そのフタの裏が鏡になってる・・・バニティーミラーってヤツですか?
もう浮ついた気分が良く表れてる装備ですなぁ~
冷静になれば鏡なんかバックミラーが2つ付いてるべ?って
気付くと思うんですけどねぇ( ̄▽ ̄;)
・・・バイク降りてヘルメット脱いだおんなのコが
ちょいとミラー覗いてる仕草ってカワイイよねぇ(^-^)
関係無いけど・・・w
いやすごく小柄なバイクなんで
スピードメーターの位置も低く
その高さで鏡を覗きこむのはちょっと不自然な体勢になるかなと・・・
目線の高さに近いバックミラーの方が自然ではないですかねぇ?
ま、カタログで謳ってる売り物の一つだったんで
バニティーミラーに話が集まりがちなんですけど
モノ自体は真面目に作ってあると思いますよ
まず小柄で軽量な車体
アンダーボーンなフレームにメンテナンスフリーなシャフトドライブ
女性向きと考えると至極真っ当な作り。
実際このエンジンは低出力ではありますが
無類のタフネスぶりを発揮する傑作の部類かと・・・
最初は世界的サックス奏者の渡辺貞夫さんが
CMをした『タウニー』に使われたんじゃなかったっけ?
当時は今みたいにスクーター全盛じゃなく
HONDAの『ロードパル』辺りから始まる
糸トンボみたいなスリムで軽量な原付が主流で・・・
ソフトバイクとか呼んでたような?(死語w)
タウニーもその一台だったと思います。
シャフトドライブの2速オートマという作りは凝ったモノで
結局コストの問題も有って主流にはならなかったんですが~
モータースポーツの入り口
偉大なキッズモトクロッサー『PW50』のパワーユニットに使われてますね
それと・・・
ATV(4輪バギー)のYF60にも使われてたと思います
てな訳で
けして浮ついたイロモノの企画商品ではなかったんですけど・・・
なんかねぇ
この時代って今みたいに
むやみやたらと何でもかんでも「カワイイ~☆」で評価なんて
バカっぽい事無かったと思うんですよね(-_-)
1980年代初期・・・“カワイイ~”を狙ったバイクのウケは
良くなかった・・・
そうすると今度は
企画を180度転換して黒い車体とメッキパーツを使った
男性を意識したモデルを投入するという泥沼に向かいます( ̄д ̄;)
まぁYAMAHAとしては投資を回収したかったんでしょうけど・・・
元々“おんなのコ”向けだったんで
車体が小さく、アンダーパワーなポップギャルは
なまじ“オートバイ”のスタイルをしていた為
パワー競争で高性能化がエスカレートして行く
マニュアルミッションのバイクと比較され
「遅せ~」「トロくさ~」「まったく走らん」(゜д゜)
・・・と罵声を浴びせられる存在に
パッソーラやタクト辺りと較べりゃ~そんなに遅く無かったんだけどね
当時の“アメリカン”スタイル(今でいうクルーザー?)は
50ccでも7psという高出力を持つモデルが登場してたんで
その半分も無いパワーのポップギャルが敵わないのは当たり前
てゆーかそんなバイクじゃ無いし・・・
デカくて重い男を乗せて無理やり全開走行を強いられる姿は
当初の商品企画からはかけ離れた・・・
可哀想なものだったなぁ~(´_`;)
・・・でもね
おいらは好きだったんですよポップギャル
ヨーロッパで良く走ってる“モペッド”みたいでしょ~?
自転車バイクって言われるペダル付きの原付・・・
今で言うなら『TOMOS・クラシック』とか~『プジョー・ヴォーグ』とか
日本でも昔はHONDAが『ノビオ』『リトルホンダ』なんかを作ってたけど
早い時期に絶滅状態・・・
そんなこんなで早30年程の歳月が流れ・・・
うちの嫁が常日頃
「バイクは乗りたいけどスクーターは怖い」(´・ω・`;)
とか言ってるんですが
最近は更に
「軽いヤツがいいなぁ~」とか言い始めたんですよね
軽いって・・・Dioが重いとか言うんだったら
ストマジもダメだろう?リトルカブだってそうだし・・・
TOMOSでも買うかぁ~?( ̄、 ̄)と思ってたトコロで
あ・・・ポップギャル
アレって乾燥重量50kgぐらいだったんじゃないかぁ~?
な~んて思いついたんですよね
でも・・・もう30年も前のバイク
しかも不人気車だったんだから残って無いだろ~って思ったら・・・
有ったんだなコレが(^д^;)
てな訳で
本日我が家のガレージにやって来た訳でございます~♪
えぇ、昭和魂バリバリです(^^ゞ
返信削除えーっと、POPGALのルーツは、タウニイではなくて
確かキャロットだったと思います。
78年だったかなぁ??
その後、79年のマリック、リリックと続いて
80年にナベサダ登場…んっ?
違ったタウニイ登場だった気がします。
『男のソフトバイク!』ってコピーが笑えました。
このユニットは今でもPW50なんかに使われてるから
ホント信頼性バッチリですよね。
キットもいっぱい出てるし…
写真見ると、ホントに程度よさそうですね。
年式考えると、掘り出し物かも…♪
あ~キャロットw(^▽^)
返信削除アレってそんなに前でしたっけ??
タウニーと同じ時期だと思ってました
そうか・・・銀色のパワーユニットですよねぇ
キャロット・リリック・マリック
タウニーから黒いユニットだ~( ̄▽ ̄)
その辺もう記憶が曖昧だなぁ~
コレより遡って
チャッピーやボビィーとかジッピーとかが
限界で~す・・・wwww
このポップギャル
年式相応に傷んではいますが
とりあえずちゃんと走りましたよ(^_^;)
それに・・・
改めて見てみると
強制空冷じゃないんですよねぇ~
冷却フィンが大きくてカッコイイじゃないですか♪
プラスチックばかりで
質感が乏しいスクーターとは違ってイイですよね~
カバーだらけのスクーターはバラすのメンドクサイしw
この世にこんなカッコイイ50ccがあったとはっ!!
返信削除もう~感激です☆
三十郎さんのセンス、素晴らしいです♪
謎の(?)”おーともソング”を口ずさみアクセルをひねれば
どこまでも軽快に走れそうですね~!!
『ポップギャル』(この名前もこれまたGOOD☆)
今後のご活躍に注目しています。
@naoji
日本では珍しいスタイルのバイクですが
返信削除ヨーロッパ等ではモペッドと呼ばれるバイクの多くが
こんなスタイルです。
もっともアチラのはペダルが付いてる『自転車バイク』ですけど^^
モーターサイクル+ペダルでMoto+Pedal=MoPedモペッドらしいですよ
免許制度や税金制度の関係で
ペダルが付いてるとお手軽な区分になるらしくて
今でも広く普及してるみたいです
日本でも本来50ccクラスは
『原動機付き自転車』なんでモペッドそのものなんですけどねぇ
速度制限が30km/hなのもそのせいなんですが・・・( ̄▽ ̄;)