こすげ。さんは簡単に判っちゃったみたいですが~
正解は・・・
フレームを拡大してみますよ~
全面に斜めに走ってる縞模様が・・・
この模様は・・・
エンドミル(金属を切削加工する為の刃物)が走った痕です
と、言う訳で~
答えは削り出しで製作されたフレームでございま~す
といっても全部1個のアルミの塊から削り出してる訳じゃ無く
分割したパーツを作って溶接組立されてる様ですが
そんなに細かく分割されている訳では無いですよ。
昨日のこすげ。さんの書き込みの様に
アルミ板をプレスして同様に分割したパーツを作り
溶接組立するってのは
有る程度纏まった数を製作する時の手法でございます。
プレス加工する場合、その為の金型を製作しなきゃいけませんが
その時も大きな金属のブロックを削り出していますから
量産を行わない一品物の加工なら
金型を削る手間でそのままフレームを削っちゃえ!って事ですね。
しかし・・・言うのは簡単。
例えばビモータのTESI 3Dみたく
アルミのプレートに彫り込む加工なんかだと
生産設備の装置なんかでも似たような部品を使うコトは有ります。
プレート然とした部品でございますな
でもこのフレームは較べようも無い複雑な形状を持ってますから
その高度な加工技術は察するに余りある物と言えるでしょう
・・・で、
その高度な加工を行ったトコロはと言うと~
しっかりフレームにロゴが彫り込まれております(^_^)
こちらは福島県の会社でございまして…
福島と言えば昔おいらが住んで居たトコで~
今回、知り合いの知り合いの~的な御縁で
ピット内にまで招き入れて頂き
NTS社長の生田目様のお話を聞かせて頂いた次第でありました。
貴重な体験有難うございました。m(_ _)m
ん~、裏側が見てみたい!!
返信削除出遅れました(^_^;)
返信削除ワークスだと、ヘッドやクランクケースなんかも
みんな削りだしだったりしますよね。
綺麗なカッターマークに萌えます。
オイラも加工機欲しい(笑)
裏側は~
返信削除しこたま彫り込んであるんでしょうね
加工の時の素材の固定方法が気になります
当然専用の治具に固定するんでしょうけど…
有る程度加工をして、治具にセットしてと
複数の工程を経てるんでしょうね
ちなみにシートはカウルとシートレール一体の
ドライカーボン製なんだけど
余りに軽くなりすぎて車体バランスが宜しく無いんで
中にウエイト仕込んでるって言ってました(^_^;)