2017年6月6日火曜日

危うく・・・

生存報告どころか
マジ訃報になるトコでしたってお話(汗)

3月頃から体調が悪くて…熱っぽかったり、咳したり…
中頃になると右の脇腹に違和感のような痛み。
表面がピリピリしたり肋骨に沿って鈍痛がしたり…

コレは覚えが有る痛みだなぁ~
3回目の帯状疱疹か( ̄д ̄;)

とか思ってたんですけどー、暫くしても発疹が出ないのです。
あれ~?帯状疱疹じゃないのかぁ?…帯状疱疹後疼痛ってヤツかな?
んで、アセトアミノフェン系の鎮痛剤とか飲んで凌いでたんですけどね

ある日ちょっと熱が高くて
丁度、嫁も風邪ひいて近所の病院に連れて行ったので
ついでにおいらも診てもらったんですけどね…
ココからが惨劇の始まり(?)

診察したお医者さん。
「今日はどうされました?」(  ̄_ ̄)(・ω・`)熱っぽくて咳が…あと脇腹が
「脇腹?」(  ̄_ ̄) (・ω・`)なんか帯状疱疹っぽい感じの痛み方です。
「ふーん…発疹出てないね」(  ̄_ ̄) (;-。-)そうなんですよ~
「どれ、喉見せて。ちょっと腫れてるね」(  ̄_ ̄) ( ̄O ̄;)
「あなた風邪ね。お大事に」( ̄_ ̄ ) (・_・;)…はぁ。

この間およそ30秒…随分シンプルな診断だなぁ~って思いながらも
1週間分の薬貰って帰宅…脇腹の痛みはスルーされる。

薬飲み終わって1週間…症状は全く改善せず、それどころか咳は酷くなってきたんで
再度病院へ・・・
「今日はどうされました?」(  ̄_ ̄)(・ω・`)咳止まらないです…あと脇腹が…
「おや?あなたこの前も…」(  ̄_ ̄)(>_<;)はい…咳が酷くなって…
「…脇腹。発疹出てないよね?」(  ̄_ ̄)(;>_<)はい…
「…肋間神経痛じゃないのかなぁ」(  ̄_ ̄)(・ω・;)…
「後は咳…止まらない?」(  ̄_ ̄)(≧_≦;)眠れないです~
「…じゃあ気管支炎ね。お大事に」( ̄_ ̄ ) ( ̄д ̄;)…はぁ。

”じゃあ”ってなんだよ?…胸部レントゲンとか撮らないのかぁ~?
そう思いながらも仕事が忙しかったので貰った薬飲みながら
市販の咳止めとか飲んで頑張ってたのですが…

ある夜。
酷く咳き込んで洗面所に行って痰を出したら(汚い話でスミマセン)
緑っぽい痰の中に何か灰色の塊みたいのが混じってて…
なんだこれ?バイクで長いトンネルの中とか通った後
鼻かんだら出てくる汚れた鼻くそみたいなもんか~?なんて
間抜けな事考えてたんですがね
再び激しく咳き込んで吐き出したのは…血の塊(汗)
血痰?!ちゅうか止まりかけの鼻血みたいな…?
その後暫く咽て咳き込んでたんですが、血です。血で咽て咳き込む状態
う~む…こりゃ時代劇で見る
「ゴホゲホッ!!…血が」ってヤツじゃん!労咳?結核かっ!?( ̄д ̄||)

ヤバイな…結核。周りを感染させちゃったらどうしよう…
現在では栄養状態良くなって、よっぽど免疫力落ちてる人じゃなきゃ
発症はしないって話だけど…
感染元がアチコチ徘徊するのって大問題だ。バイオテロぢゃん!
てな事考えながらそのまま寝床に戻って朝まで寝てまうヤツ
(吐血した時点で慌てて救急車とか呼ばない辺りが恥ずかしがり屋さんの俺w)

ちゅう訳で、翌朝速攻で呼吸器科の有る最寄の病院へ向かう事に。
「今日はどうなさいました?」( ^-^)( ̄д ̄||)あの~血痰が…
「血痰?血が混ざってる状態?」(;・。・)( ̄◇ ̄;)いや血の塊がドベッと…
「…ちょっと待ってて下さいね」(゜д゜;) ( ̄д ̄;)…はい

最初の病院と違って愛想の良い感じの女医さんだったんだが
明らかに動揺した感じで奥の方へ…

暫くすると今度は男性のお医者さんが来て(院長?)
呼吸器の専門医は週に2回診察に来るが、今度来るのは2日後と告げられ
「…あのぉ、○○○病院ご存知ですか?
 そこだと呼吸器科が有って専門医常駐してますから直接そちらに行って下さい」
診察代も要らないので会計に言っときますから直ぐ行ってくれと言われ
そそくさと病院を出たのだが…

対応は笑顔で丁寧だったけど空気は察しました…
ソコの病院は来院も入院もお年寄りが多いのです。
そんなトコに結核感染疑い野郎が来るんじゃねーよ!院内感染起きたらどうする!
とんでもねーっ!さっさと出て行ってくれ!エンガチョーッ!( ゜д゜)、、ペッペ!
・・・って事なんだな(´・ω・`;)
確かにそうだな、お年寄り免疫落ちてる人も多いだろうし
下手すりゃ集団感染の大惨事だわ。。。

…隔離される感染症患者の人の気持ちがちょっと判った様な気がしながら
○○○病院へ向かう。
そこはかなり昔からある(戦前?陸軍病院だったとか聞いた)病院で
結核の療養所だったり隔離病棟がある感染症対応の国立病院ってイメージ
そこに連れて行かれるどころか自分で運転して収容されに行くのか~

(別に強制収用所送りって訳じゃないですからw)

さて、そんな事考えててもしょーがない。
本当に結核とかの感染症だったらマジで周囲の人に多大な迷惑をかけちまうし。
受付で症状を話すとまず外来の受付に行ってそれから内科の入り口で検査との事。
デカイ病院だなぁ…滅多に病院に行かないから不慣れでオドオドしてしまうw
厳重にマスクをして出来るだけ人から離れて順番を待つ…(;-_-)

待つ事暫し、名前を呼ばれて、体温・血圧・採血・採痰・検尿・X線・CT…
恒温室みたいなトコで渡された容器に痰を採取するのだが
真っ赤な中身の容器を受け取った看護婦さん
「あら~」(^д^)とか言いながら左程動揺する様子も無し。
んで呼吸器科の女医さんの診察。
症状といつ頃からなのかを聞かれ今までの経緯を話す…
「ん~…そうですか。検査結果出るまで1時間位掛かっちゃうので
 申し訳ないですけどそれまで待ってて下さい。結果出たらまた呼びますので」

丁度お昼頃になってたので休診の時間。いっぱい居た患者さんの姿も無く
ガラーンとしたロビーの隅っこに行ってでコーヒー買って飲みながら
1時間後って午後の診療が始まる前じゃないのかなー?
のんびり待ってて良さそう。とか余裕ぶっこいてたら~

40分ぐらい経った頃遠くから名前を読んでる声が?あれ?随分早くね??
なんか慌てて探してるっぽい雰囲気だったんで「はーい」って返事しながら
小走りで呼んでる方へ向かうと…
「ぎゃーっ!走らないで!!走らないでいいですからっ!大変です!!」
大変?やっぱ…結核だったかな??
「いや、結核は陰性ですが…悪いんです!」(;゜д゜)( ̄、 ̄;)はぁ?
何やら狼狽した様子の女医さん…
「とと…とにかく診察室で説明しますっ!」(;゜д゜)( ̄、 ̄;)はぃ
「あのですね、悪いんです!検査結果が」(;゜д゜)( ̄、 ̄;)は?
「数値が!とても悪くて!大変!!」(;≧д≦)(-。-;)先生…落ち着いて

何が悪いのかと聞くと…
胸部レントゲンで肺に影。CT画像で見ると肺を大きな白い部分が肺を圧迫
血液検査の結果、体組織の炎症等を表す数値が標準上限の100倍以上
その他の数値もボロボロの良いとこ無しという惨憺たる有様…( ̄▽ ̄;)

「肺化膿症と思われます。直ぐに入院の手続きを…」(;・。・)(-。-;)え?
「状態がすごく悪いです、危険ですよ!」(;-。-)( ̄д ̄;)え~どうしよう
「考えてる場合じゃないですってば!」(;≧д≦)(・。・`)入院しなきゃダメ?
「ダメですっ!」(*゜д゜)(^▽^;)南天のど飴じゃ治らないんですか?
「冗談じゃない!!(*`益´)( ̄∀ ̄ )冗談ですよw

てな訳で敢え無く捕獲され緊急入院という運びに。
実はおいら生まれて始めての入院でございますw
4人部屋の病室に1人でのびのびと収容され
24時間連続点滴が2週間。
その間お医者さんやら看護師さんがしょっちゅうやって来ては
「大丈夫ですか?」「何かあったら遠慮なくナースコールして下さい」と言ってくれるが
…当の本人。何を聞かれても「あ、大丈夫です」「何とも無いです」「平気ですよ」
よっぽど頑丈に出来てるのか、鈍感で気付かないのか…本人病気の自覚無し。
病院の皆さんから「何でそんなに平然としてるんですか?」と
すっかり呆れられるヤツ(苦笑)
その内病室内でパソコン開いて仕事始めるし
寝たきりだと体が鈍るから部屋のトイレは使わず
わざわざ点滴スタンドをコロコロ連れて病棟入口のトイレまで遠征するし
毎朝起きたらお布団きれいに畳んで
食事は食べたら自分でお膳を下げに行く模範囚っぷりwwww

模範囚は出所早くならないの?( ^。^)(^▽^*)「ダメですぅ~」
どうも看護婦さん達からは
“検査結果はそんなに良くないのに、何時もケロッとした顔してるヘンなヤツ”
という評価だった様で…

病状はマジで洒落にならない状態だったらしいんですけどねぇ…
ちなみに脇腹の痛みは化膿の影響で胸膜に水が溜まってたのが原因みたい。

最初の病院でレントゲン撮ってりゃココまでの事態にならなかったかも~?
レントゲンどころか聴診器すら当てなかったかんな、あのヤブ医者(-_-*)

てな訳で
3週間入院、退院した今も経過観察中の身でございます(汗)

6 件のコメント:

  1. 最初のヤブ医者、一体どうなってるの~?!((+_+))
    まずは無事退院されて安心いたしました。

    しかし三十郎さんのたくましさにはビックリです!

    私は「ギックリ腰」で人生初入院を体験したのですが
    こんなの三十郎さんと比べるのも申し訳ないほど平和ですね(^^;)

    陰ながらですが、一日も早く完治されるのをお祈りしております。
    くれぐれもお大事にしてくださいね。

    naoji

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    1. よっぽど鈍感で無駄に頑丈なようです( ̄▽ ̄;)
      点滴が外れて病院の敷地を散歩してもOKと言われたので
      暇に任せて朝昼晩合計で1日7~8Km歩き回り
      『健康的な病人』という謎な存在となってましたよ♪

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  2. おかえり〜♪

    ふだん丈夫だと壊れた時にビックリしますよね〜
    肺は症状が表に出ないのできっちり治してください。ってのは散々医者から言われてるか(^^;)
    楽しい老後のためにお互い気をつけましょう。

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    1. さすがに吐血するとビックリしましたが
      感染症じゃなきゃ薬貰って仕事に行くつもりだったので
      作業着姿で診察受けたんですよ~そしたら入院と・・・
      一旦帰って~ほら、お泊りセットとかお色直しとか~って
      駄々こねてたら真顔で怒られちゃった(苦笑)

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  3. 条件付きとはいえ、出所出来て良かったですね(´▽`) ホッ

    胞子が、肺に入っちゃったのね…
    暫くは腐海の森遊びしちゃ、あかんですよっ。

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    1. 胞子が肺に・・・
      カビキラー撒いた風呂場締め切って深呼吸の荒療治ですな♪
      (上手くいけば致命傷で済むカテゴリー)
      医療費の出費は痛かったですが~
      お陰で体重が全盛期の13%OFFに。
      ライザップに会費払ったと思えば安いモノかと・・・(^д^;

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