2012年8月4日土曜日

すごい!

今日は
『完全復元 伊能図全国巡回フロア展in佐賀』って
イベントに行ってきましたよ(^。^)

伊能図って?・・・

ご存知無い人も居られるかもしれませんが
江戸時代後期の測量家『伊能忠敬』が中心となった測量隊によって作られた
当時としては驚異的な正確さを持った日本地図で御座います。

正式名称は:大日本沿海輿地全図


あまりの正確さと詳細さで“国防上の重要機密扱い”とされ
その写しの縮図を国外へ持ち出そうとしたって事で
「シーボルト事件」てのが発生してますな。


その『伊能図』が復元され


(原本・副本共に火災によって焼失してしまいましたが
 現在の国土地理院発行の日本地形図の元となる
 旧日本陸軍による地形図作成時の資料として複写されていたものを
 終戦時にアメリカ軍が接収していて
 それが近年になってアメリカ合衆国議員図書館で発見され復元できた)


それを原寸大で再現したものが全国各地で公開されてるんですね~


まぁその大きさときたら・・・
会場の体育館に収まってません(^_^;)


会場があんまし広い体育館じゃなかったんで
北海道と青森県の部分。それから種子島・屋久島が横にずらして
並べられてました~


地図は表面に頑丈で透明な保護層を貼ったマット状に加工してあったんで
御覧の様に上を歩いて見て回れるなってました


いや~コレが実に面白かった(^▽^)
その正確さや緻密さに驚嘆したり現在の地形や地名と比べてみたり


会場に来てた人の多くは・・・自分の暮らしてる佐賀を中心とした付近に
集まってるし
後は『大阪・京都や琵琶湖』といった関西圏
『富士山付近』とか『東京(江戸)』なんかの関東圏とか見てるんだけど・・・


おいらなんか
日本の海岸線の7~8割方通った事有りますから
ローカルな地名やら・・・
「あ、岩木山は磐城山って書いてあるねぇ」とか
象潟が海みたいに描いてあるとか男鹿半島のマールもちゃんと描いてあるとか
勿来の関はココだろうとか・・・
かなりピンポイントな事言いながら丹念に見て回ってたんで
気が付くと知らない人が後を付いてきてたりして…

(  ̄_ ̄)  ( ̄、 ̄;)おぢちゃんだ~れ??



このイベント
地図好き・旅行好きの人なんかにとっては
けっこー充実した内容にも関わらず
入場無料だったんでスゲェ得した気分って感じでしたよ(^-^)=b

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